三国志(三国志演義)の登場人物

三国志演義(三国志)に登場する人物を紹介・解説します

三国志演義(三国志)に登場する人物を紹介・解説します


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三国志(三国志演義)の登場人物 : はじめに 『三国志演義について』

『三国志』と『三国志演義』の違いについて
日本では、吉川英治の執筆した小説、そしてこれを元にして作られたとされる横山光輝の漫画など三国志演義を題材とした作品が多く存在します。

これらの作品の多くは、『三国志』と題していることが多く日本では、三国志・三国志演義を特に区別することなく単に『三国志』と呼ぶことが多く見られますが、三国志と三国志演義は、正確に言えば違うものです。

『三国志』とは、西晋(せいしん 265年~316年)の時代の陳寿(ちん じゅ 233年~297年)によって書かれた歴史書のことをさします。
『三国志演義』とは、陳寿の歴史書『三国志』とそれの伝える逸話を綜合してつくられた小説作品のことをさします。


『三国志演義』(さんごくしえんぎ)とは
明(みん 1368年~1644年)の時代に書かれた中国の通俗歴史小説です。

水滸伝の作者であるとされる施耐庵(したいあん)または羅貫中(らかんちゅう)が三国時代(220年~280年)を題材とする講談を纏めて創作されたとされています。

現在我々が読んでいる三国志演義は、羅貫中の書いた三国志演義ではなく清(1636年~1912年)の時代の毛宗崗(もうそんこう)が整理したもので「毛宗崗本」または「毛本」とよばれるものです。

羅貫中の書いた元本は今では存在していないため現代の三国志演義は、多くの人たちの手を経て校訂・加筆を加えたいわゆる小説なのです。


歴史書『三国志』と違う『三国志演義』の特徴
『三国志演義』では、劉備(りゅうび 161年~223年)を主人公、曹操(そうそう 155年~220年1月23日)を悪役と位置付けて描かれているため劉備の建国した蜀(しょく 221年~263年)の人物などは、かなり誇張されて描かれているのが特徴です。
諸葛亮(しょかつ りょう 181年~234年)や関羽(かんう 生年不詳~219年)、張飛(ちょうひ 生年不詳~221年)、趙雲(ちょううん 生年不詳~229年)などが特に誇張されて描かれています。

逆に魏(ぎ 220年~265年)の人物などは、実際は有能であった人物も無能のように描かれることが多くあります。

毛宗崗は、三絶(三人の傑出した人物)が登場すると述べ、智絶(知者のきわみ)の諸葛亮、義絶(義人のきわみ)の関羽、奸絶(悪人のきわみ)の曹操の三人の名をあげています。 とりわけ、義理と人情の化身である関羽は、羅貫中がもっとも力をこめて描いた人物と言われており、演義の陰の主役は関羽とも言われているほどです。