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下?城に 曹操 兵をみなごろしにし 白門楼に 呂布 命をおとす

<主要登場人物>
劉備(りゅうび)・・・英雄の一人。曹操と協力して呂布を討つ
関羽(かんう)・・・劉備の義兄弟
張飛(ちょうひ)・・・劉備の義兄弟
張遼(ちょうりょう)・・・呂布の配下。呂布処刑の際に何者かに救われた
呂布(りょふ)・・・曹操らに攻め込まれて討たれた
糜竺(びじく)・・・劉備の臣下
曹操(そうそう)・・・英雄の一人。呂布を討つ
孫乾(そんけん)・・・劉備の武将
陳宮(ちんきゅう)・・・呂布の参謀
曹仁(そうじん)・・・曹操の武将
許ちょ(きょちょ)・・・曹操の武将
陳珪(ちんけい)・・・息子と協力して呂布を言葉巧みに操る
陳登(ちんとう)・・・劉備を主君と仰ぎ、そのため父と協力して呂布を言葉巧みに操る
程c(ていいく)・・・曹操の参謀
簡雍(かんよう)・・・劉備の武将

董卓(とうたく)・・・呂布の義父。呂布の裏切りにより殺害された
貂蝉(ちょうせん)・・・呂布の妾
袁術(えんじゅつ)・・・帝を僭称する
徐晃(じょこう)・・・曹操の武将
袁紹(えんしょう)・・・広大な土地を有する、曹操の宿敵
劉表(りゅうひょう)・・・一度は曹操に降伏したが、反旗を翻す
張しゅう(ちょうしゅう)・・・一度は曹操に降伏したが、反旗を翻す
荀攸(じゅんゆう)・・・曹操の参謀
郭嘉(かくか)・・・曹操の参謀
荀ケ(じゅんいく)・・・曹操の参謀

 

<概要>
劉備軍はたちどころに呂布軍に蹴散らされた。劉備は単身落ち延び、孫乾と合流して曹操軍と合流した。そこで陳登の策を用いてを追い詰め、とうとう呂布を生け捕ることに成功した。呂布は劉備に命乞いの口添えを頼むが、劉備は曹操に「この者が二度にわたり義父を殺害したことをお忘れか」と処刑を促し、こうして呂布は処刑された。

 

しかし呂布処刑の際に、張遼が曹操を大いに罵り怒りを買う。曹操自ら刀を手にしたとき、これを止めるものがあった。さてどうなるか。

三国志演義 第十九回 - 其の一

劉備(りゅうび)は関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)とそれぞれに陣を与え、自らも兵士を率いて後詰をした。そこへ関羽の陣地には張遼(ちょうりょう)らが、張飛の陣地には呂布(りょふ)が自ら襲い掛かれば、関羽、張飛はそれぞれ迎え討って出た。ところへ呂布が軍を分けて劉備の背後から襲い掛かったので、劉備軍は総崩...

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三国志演義 第十九回 - 其の二

山東に進んでいくと、山賊らが三万余りの兵を率いて行方を遮った。曹操が許ちょ(きょちょ)に出馬を命じると、敵将四人が応じてくる。許ちょはものともせず、敵将を蹴散らし、曹操は勢いに乗って敵兵を追い立てた。呂布の手の者が、これを呂布に伝えた。さて、呂布は陳登(ちんとう)と共に出陣するため、陳珪(ちんけい)...

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三国志演義 第十九回 - 其の三

陳登は陳宮に言った。「曹操の軍勢が関に入ったぞ。徐州が危ない故、貴公らは早々に戻られよ」陳宮が兵を率いて撤退すると、陳登が櫓から狼煙を上げたので、呂布は闇に紛れてなだれ込んだ。暗闇の中で陳宮の手勢と呂布の手勢が激しく同士討ちを演じる。そこへ曹操が合図の狼煙に、一斉に押し寄せたので、呂布の軍勢は散々に...

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三国志演義 第十九回 - 其の四

劉備は嬉しさと今までの苦労が混ぜこぜになった思いで二人と再会し、曹操に引き合わせた。彼に随って徐州に入れば、糜竺が現れて家族の無事を告げたので、劉備は大いに喜んだ。また、陳珪、陳登親子も曹操に目通りした。曹操は盛大な宴会を開き、彼らと諸将の労を労った。曹操は徐州を手に入れた勢いで、更に下ひ攻略の事を...

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三国志演義 第十九回 - 其の五

呂布はただちに屋敷に戻って出陣の用意をしたが、妻が出てきて言った。「呂布様が遠方にお出かけになされては、もし変事が起こった際はわたくし呂布様に二度とお会いできなくなるのではございませんでしょうか」その言葉に呂布は思い留まって、三日間引きこもっていた。陳宮が罷り出て言った。「曹操の軍勢は四方から囲みに...

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三国志演義 第十九回 - 其の六

「それは曹操の謀に惑わされたものです。どうかご明察をお願いいたします」「お前の主人は曹操の兵に攻め抜かれて、娘を差し出すと言い出したのであろうが」「陛下が今お救い下さらねば、陛下の御為にもならぬことではないかと存じますが」「呂布は口先だけの男故、まず娘を送って寄越せば兵を出してやろう」使者もそう言わ...

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三国志演義 第十九回 - 其の七

さて曹操は、城を取り囲んで二ヶ月経っても落とす事ができずにいた。そこで諸将を集めて言った。「今なお北には袁紹(えんしょう)がおり、東には劉表(りゅうひょう)、張しゅう(ちょうしゅう)がおって一国の油断もならぬ。わしは呂布討伐を見棄てて都に帰り、しばらく戦を休みたいと思うのじゃが、どうであろうか」荀攸...

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三国志演義 第十九回 - 其の八

呂布は城下に曹操の軍勢が押し寄せてきているのを見て。やむを得ず自ら応戦した。夜明けから昼まで戦ったところ、曹操の軍勢がわずかに退いたので、気が緩んだ呂布は椅子に座ったまま居眠りをしてしまった。この機を逃さず反旗を翻した者たちは呂布を縛り上げた。呂布は夢から覚めてみると己は生け捕りにされており、曹操の...

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