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曹阿 田にまきがりし 董国舅 内閣に詔を受く

<主要登場人物>
曹操(そうそう)・・・英雄の一人。帝を擁して大権を握る
張遼(ちょうりょう)・・・元呂布の部下だったが、劉備と関羽に命を救われ、曹操に降伏する
劉備(りゅうび)・・・英雄の一人
関羽(かんう)・・・劉備の義兄弟
献帝(けんてい)・・・帝。但し実際には権力を握っているのは曹操で、傀儡に過ぎない
荀ケ(じゅんいく)・・・曹操の参謀
伏皇后(ふくこうごう)・・・帝の后
董卓(とうたく)・・・かつて権力を握り暴政を振るったが、討伐された
李かく(りかく)・・・かつて権力を握り暴政を振るったが、討伐された
郭(かくし)・・・かつて権力を握り暴政を振るったが、討伐された
伏完(ふくかん)・・・伏皇后の父
董承(とうしょう)・・・帝より曹操討伐の密書を授かる
馬騰(ばとう)・・・董承の仲間として曹操討伐に連盟する

 

<概要>
曹操が張遼を斬ろうとした時、劉備と関羽が止めて、彼のように忠義に厚い者こそ用いるべきだと進言した。感じ入った張遼は、降伏を認めた。

 

劉備は鉱石を上げた褒美として、帝への謁見が認められた。その席で、帝は劉備が叔父に当たることを確認し、心強い味方を得たと内心考えた。
と言うのも、曹操に権力を握られ、自身は傀儡として過ごす日々である。これを正し漢王朝を然るべき姿に戻すことが帝の願いであった。

 

ある日帝は董承を呼び寄せ、血でしたためた密書を渡し、曹操討伐を命じた。董承は馬騰ら五名の仲間を得たが、まだ心細い。そこへ馬騰がある人物を仲間にしようと提案する。さてどうなるか。

三国志演義 第二十回 - 其の一

さて曹操(そうそう)が張遼(ちょうりょう)を処刑しようとしたとき、それを止めた者があった。誰であろう、劉備(りゅうび)と関羽(かんう)である。二人は張遼の人格がすぐれていることを訴え、これを用いるように進言した。曹操も剣を捨てると、自ら張遼の縄を解き、張遼はその待遇に厚く感じ入って降参した。曹操は劉...

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三国志演義 第二十回 - 其の二

さて献帝はお帰りになると伏皇后(ふくこうごう)に仰せになった。「珍が即位して以来、董卓(とうたく)の乱に始まり李かく(りかく)、郭(かくし)の乱にあって、この世のものとは思えぬ苦しみを味わってきた。その後曹操を得て、初めて忠臣を得たと思ったのも束の間、曹操も禽獣の仲間であった。このままでは近々彼が...

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