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王司徒 巧みに連環の計を使い 董太師 大いに 鳳儀亭をさわがす

<主要登場人物>
かい良(かいりょう)・・・劉表の配下
劉表(りゅうひょう)・・・孫堅を死に追い込む
孫堅(そんけん)・・・江東の責任者。劉表に戦いを挑むが、返り討ちにあう
黄祖(こうそ)・・・・劉表の配下。孫堅軍に捕らえられていたが、孫堅の屍と引き換えに解放される
孫策(そんさく)・・・孫堅の長男。孫堅を厚く葬った後、有能な士を集め、勢力を増していく
董卓(とうたく)・・・天下を牛耳る悪逆非道の男
王允(おういん)・・・司徒(国内外の政治を管轄するのが役目)を務める。『連環の計』で董卓と呂布を引き裂くことを思いつく
貂蝉(ちょうせん)・・・王允の抱える妓女。『連環の計』を実行する
李儒(りじゅ)・・・董卓の参謀

 

<概要>
孫策は黄祖の身柄と交換に父孫堅の屍を取り戻し、江東に帰った。そこで勇士を集め、力をつけていった。

 

その頃王允は董卓の暴挙に胸を痛めていたが、自らが抱える妓女貂蝉を見て『連環の計』を思いつく。
それは董卓、呂布共に貂蝉の色香で惑わし、二人の仲を引き裂くというものであった。
王允の思い通り、二人は衝突し始める。ある日抱き合う呂布と貂蝉を見て激昂した董卓が彼を追いかけようとしたところ、董卓は誰かにぶつかった。さてどうなるか。

三国志演義 第八回 - 其の一

さてかい良(かいりょう)はその時、劉表(りゅうひょう)にこう進言した。「孫堅(そんけん)は死に、彼の子供達はみな年端のいかない者ばかりです。この機に一気に攻めれば江東(こうとう)は我々の物になるでしょう。遺体を返して戦いをやめるようなことをすれば、彼等は力を蓄え、荊洲(けいしゅう)の禍の元になるでし...

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三国志演義 第八回 - 其の二

翌日、王允はひそかに呂布に贈り物をした。呂布は大いに喜び、返礼の為王允の館を訪ねた。王允は宴会の支度をすると、呂布を上座に据えた。そのもてなしぶりに呂布は、「それがしは一介の侍大将にすぎぬのに、なぜ大臣の王允殿がこのようなことをなさるのですか」と問えば、王允は「今の世の中で英雄と言えるのは呂布殿ただ...

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三国志演義 第八回 - 其の三

「これについては理由があります。こんな往来ではお話も出来かねますから、まずは拙宅までお越しくだされ」と王允。呂布を案内して館へ通すと、挨拶もそこそこに本題に入る。「呂布様はなぜそれがしのような年寄りをお疑いになるのです」「貴殿が貂蝉を董卓様の元へ送ったとの知らせがあったのです。これは何故ですか」「お...

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三国志演義 第八回 - 其の四

呂布はやるせない怒りをこらえて帰る途中で李儒(りじゅ)に出会ったので、この事を話した。李儒は急いで董卓の前に参上し、「董卓様は天下をお取りになろうとされている大事な時。なぜ些細なことで呂布殿をお叱りになられたのです。もし心変わりなどされればたいへんなことになりますぞ」と進言した。「ではどうせよと言う...

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